すごく残念に思ったこと(熱く語ります)
おはようございます、
「知ってる」英語を「使える」英語にするトレーニングで
英検3級レベルでもホントに聞ける・話せるようになる
オトナのオンライン英会話レッスン
講師、伊藤しほこです。
今日は、
ちょっと熱く語らせてください。
先日日本から、
あるスポーツの元プロの方、
Aさんが
いらっしゃいました。
彼は自らがプロとして活躍し、
またその経歴を活かして
ある団体の監督を
務めたこともある方です。
一度は現役から
身を引いたものの、
今度はAさん、
ドイツの地で
そのプロの技術を生かし、
選手を育成したいんだとか。
Aさんはドイツ語はもちろん、
英語も話しません。
私の旦那さん、
そのスポーツの関係者の
知り合いだったことから、
Aさんの通訳としてお手伝いする
ことになりました。
Aさんは滞在中、
いくつかの
スポーツ団体を回り、
無償で技術を教え、
彼の力と意向を伝えました。
Aさんの持っている技術は
確かに素晴らしいもの。
ドイツの選手たちも
Aさんのスキルを称賛しました。
団体の経営者たちも、
Aさんの力に敬意を表していました。
Aさん自身も、
「言葉は通じなくとも、
動きで指導できる」
と自信を持ったようでした。
経営者たちとAさんの
ミーティングに
うちの旦那さんも参加し、
Aさんの滞在中に
彼がいずれかの団体の
監督になれるかもという
可能性を感じる方向になり、
Aさんは一度帰国しました。
「ドイツは素晴らしい国。
子供たちもここで暮らすことを
楽しみにしている。
家族にもドイツを見せてやりたいなぁ」
「もう一度、
このスポーツにかけてみたい!」
そう言いながら、
彼は帰っていきました。
Aさんが帰ってからも
旦那さんは、
各団体の関係者と
その話を続けていたのですが、
ある日関係団体から、
「プロ経験のある、
英語を話せる人材が見つかったから」
と断りの連絡が入りました。
「Aさんは技術は申し分ない。
彼の監督としての手腕も
買っている。
しかし・・・」
経営者は言います。
【言葉が通じないのが
致命的】
監督というのは、
動きだけで
選手を率いるものではない。
教え、諭し、納得させ、
話し合うことができなければ、
選手はついてこない。
特に
ドイツでは
選手も一人一人
意見を持っていて、
それを聞いてほしい、
話し合いたいという人が
多いのです。
そこをクリアにするために、
せめて英語は
話せないといけない。
さらに
言葉ができないと、
いつも通訳が必要になってしまう。
つまり、人件費がそれだけ
プラスでかかってしまうということ。
そう考えたら、
技術面で
多少劣るかもしれないとしても
英語がきちんと通じる人に
任せた方がいい。
これが経営者の判断でした。
実は私も、
旦那さんも、
Aさんがドイツに来た時から
「英語はせめて、
できたほうがいいですよ」
「これだけ技術があるのだから、
英語ができたら
活躍の場が広がります」
「返事を待つ間、
英語、学ばれたらどうですか?」
とずっと言っていたのです。
でもAさんは、
「そうだね」と言いつつ、
今まで日本で、
英語を使わずとも
活躍してきたこと、
ドイツでも
「動きだけでも伝わった!」
ということに自信を持っていて、
(それは確かに
すごいことなんですよ。)
【言葉がどれだけ大切か】
ということを最後まで
実感していないような
気配がありました。
正直
旦那さんも、
私も、
Aさんがドイツにいて
いろいろと
団体を回っているときから、
「彼は言葉ができないために、
団体には雇ってもらえないだろう」
ということは
うすうす分かっていたのです。
Aさんに対し、
「すごく技術があるし、
熱意もあるし、人もついてくるし、
素晴らしい人だ」
と思っているのにも
関わらずです。
どんなに技術があり、
人望もあり、
必要とされるスキルが
あったとしても、
【言葉ができない】というだけでチャンスを逃す場面ってたくさんあります。
理想の場所で、
理想の暮らしができ、
人に望まれる、
大好きな仕事ができる。
そんなチャンスが巡ってきたとき、
「あなたは言葉ができないから」
と、跳ねのけられる。
その時に、
「ああ、言葉をやっておけば!」
と思っても遅いのです。
言葉って、本当に必要な時に学び始めても遅い。
ずっと前から学んでおいて、
チャンスが巡ってきたときに
きちんと身に着けている状態でないと、
意味がないんです。
チャンスってそうそう巡って
来ないです。
来た時に
パッとつかめる、
そういう風にいたいですよね。
「とはいっても、
私はずっと日本にいるし」
そう思う方もいると思います。
一方で、
「何かの時のために
英語くらいはできるように
なっておきたいんです」
と今特に差し迫った理由がなくとも
そう言って英語を
学び始めている人が
かなり増えています。
私の生徒さんも
そういう方が増えています。
以前にもブログで
お伝えしましたけど、
「緊急ではないけれど
重要」
ここに取り組む必要性を
感じられて、
実際に行動できる方が
増えてきているなと
思います。
日々の
「緊急だけど
重要でない」
ことにとらわれず、
それを理由にせず、
将来を見据えて
行動できる。
そういう人が増えているのは
すごくいい流れだと
思っています。
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千載一遇のチャンス!
これを軽やかに
掴んで、
理想の自分を
生きたい。
Photo by Benjamin Davies on Unsplash
そのために、
英語だけじゃなくって、
「緊急じゃないけど
重要」
なことにぜひ、
今から
取り組んでみてください。
私も頑張ります。
長文、ここまで読んでくれた方、
ありがとうございました(#^.^#)
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