【同じ「聞く」でも?】hearとlistenの違い

おはようございます、
英検3級レベルから始める
オトナのやり直し英語
オンライン英会話レッスン講師
伊藤しほこです。

 

前回は、「見る」の英単語の
違いをお伝えした、

【同じ「○○」でも・・・?】
のコーナー。

今回は「聞く」ですよー。

「聞く」と聞いて思い浮かぶ単語、【hear】と【listen】。

Photo by kyle smith on Unsplash

この2つの単語の違いを
見ていきましょうね。

 

では早速、【hear】から。

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hearは、

「耳の機能がきちんと働いて、
 何かを聞き、理解する」

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という意味があります。

なので、

電話で電波が悪いような時、
相手に聞こえるか確認する時には、

「Do you hear me?
=聞こえますか?」

と言ったり、

自分が言ったことに対して
聞き間違いをしている相手には、

「You hear me wrong.
=聞き間違いをしてますよ」

と言ったりします。

 

では次に、【listen】。

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listenは、

「耳を傾ける」

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という意味があります。

ここには、

「理解する」という意味は
含まれていません。

例えば、

自分が話しているのに、
なんだか相手がボーっとしてるとき。

「Are you listening?
=聞いてるの?」

と言ったり、

何か大事なことを言うから、
聞いておいてね!
と念を押したいときに、

「Listen.
=聞いて」

と注意を促したりします。

 

【リスニングテスト?ヒアリングテスト?】

英語の授業やテストで、

CDの音声などを聞いて
答える問題、ありましたよね。

人によって、

「リスニングテスト」と言ったり、

「ヒアリングテスト」と言ったり。

英語の能力のことを話すときにも、

「リスニングが難しくて」

と言ったり、

「英語のヒアリングはできるんですが」

と言ったりと、

人によって言う言葉が違っています。

一体どちらがいいのかな?

という話になるんですが、

ここで、最初の方の単語の意味を
思い出してくださいね。

【hear】には、

「耳の機能がきちんと働いて」

とあります。

なので、

「ヒアリング」

というのは、

「聴力」という意味なんですね。

だから、

「ヒアリングテスト」というのは、

「聴力テスト」ということ。

あの、
身体計測のときとかに、
ヘッドフォーンをして、

ピー―――――

っていう音を聞くやつ。

あれになるわけです。

じゃあ、

「リスニングテスト」ならいいの?

ってなるんですけど、

これもちょっと惜しい。

【listen】には、

「理解する」という意味は
含まれていませんでしたよね。

でも、私たちの言っている

「リスニングテスト」は、

聞いて、理解して、
問題に答える

この一連の作業があります。

なので、

本来であれば、

「listening comprehension test」

と言われるべきなのです。

(comprehensionには、

理解

という意味があります。)

英語のテキストで学習した方や、
資格試験を受けたことのある方には、

リスニングパートで
この言葉を聞いたことのある方も
いるかもしれませんね。

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いかがでしたか?

今日のメールが

英単語の違いをおさらいになり、

自信をもって話せるお手伝いに
なったら、

うれしいです(#^^#)

 

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