子どもに学ぶコミュニケーション術2

おはようございます。
英検3級レベルから始める
ホントに聞ける・話せる
オンライン英会話レッスン
講師伊藤しほこです。

前回は、

日本からやってきた
サッカー少年Kくんが、
現地の子と協力して
私の家に助けを呼びに
来ることができた

というお話をしました。

疑問が1つ、
ありましたね。

【どうして お互い共通言語がない子供たちが、
 協力して行動することができたのか?】

これです。

なにか思いつきました?

正解は、

★★★★★

共通理解ができている
単語と、

ボディランゲージ

★★★★★

です。

 

【共通理解ができている単語】

この言葉だけだと、

「?」

と思うと思うのですが、

要するに、

前段階で

「この人のこの言葉は
 こういう意味だな」

という感じで、

言語それ自体が分からなくても

お互いに共通理解ができる
単語を

いくつか持っているということです。

この場合は、

【前段階】

Kくんが一人で公園に行き、
サッカーに混ぜてもらう時に、

「パパ?」

(ドイツ語と英語が一緒の意味です)

と聞かれ、

Kくんは英語で

「ハウス」

と答えたのですが、

それもドイツ語でも

同じ意味の言葉なので、

「パパ」

「ハウス」

という単語を
共通のものとして
持つことができました。

そして、

友達が怪我をしたとき、

Kくんは、

「パパ」

「ハウス」

が伝わっていたことを思い出し、

家や怪我した子を指さしつつ、

それらの言葉を発したのでしょう。

(ここで【ボディランゲージ】
 入りました)

――

現地の子は

そのボディランゲージを理解し、

私達の住むアパートまで来ました。

Kくんは呼び鈴の鳴らし方が分かりません。

現地の子は呼び鈴の鳴らし方は分かるけど、
家が分かりません。

そこで現地の子は、

ドアにある表札
1つ1つを指さし、

ドイツ語で

「これ?」

「これ?」

と聞いていったんだそうです。

(これも
 ボディランゲージですね。
 そして状況的に、
 ドイツ語だとしても、
 その子が何を言っているか
 推測できます)

Kくんは、

違う時には首を振って意思表示

(ボディランゲージ)

私達の表札に来た時に、

うなずいたそうです。

それで、

家の呼び鈴を鳴らし、

友達の怪我を知らせることが
できたのです。

【使えるものはなんでも使う!】

とかく大人は、

「言葉で伝えないと」

「言葉を聞かないと」

と思って、

「私は英語が話せないから、
 外国人とコミュニケーション
 取れません」

とあきらめてしまうことがあります。

でも、この子どもたち、

言葉をほとんど介さずに、

目的を達成することができましたね。

コミュニケーションの意味って、

「自分の気持ちを伝え、
 相手の気持ちを理解する」

ことだと思うのですが、

それって、

言葉だけでするんではない
ないということですね。

ボディランゲージもそうだし、

表情、

絵、

音、

他にもいろいろ

自分の思いを伝え、

相手の思いを理解する方法って

あると思うのです。

Photo by Markus Spiske on Unsplash

=====

海外旅行などに行って、

どうしても自分の英語スキルでは
太刀打ちできない場面に
遭遇することは必ずあると思います。

その時に、

「私は英語ができないから、
 気持ちを伝えられない」

「私は英語ができないから、
 相手の言わんとすることが
 わからない」

とトライせずにあきらめる前に、

【言葉以外に
 伝える手段はないか?】

【言葉以外に
 理解する手段はないか?】

と頭を働かせてみるのも、
1つだと思います(#^^#)

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