同じ「言う」でも・・・?【sayとtell】
おはようございます、
英検3級レベルから始める
オトナのやり直し英語
オンライン英会話レッスン講師
伊藤しほこです。
似たような意味でも
実は違う。
そんな動詞を取り上げて、
便利な表現を学ぶ
コーナーですー。
今日は、「言う」。
日本人の私達が
この言葉を聞いて
思い浮かぶ英単語って、
結構あると思います。
今日はその中でも、
【say】と【tell】を
ピックアップしてみましたよー。
では早速、【say】から。
★★★★★
【say】は
言っている内容が
重視されます
★★★★★
Photo by Alex Holyoake on Unsplash
「What did you say?
=なんて言ったの?」
こんな時に使う
【say】。
まさに、
「発言の内容を聞く」
という【say】の性格そのものの
表現です。
【say】には
「内容」を重視する意味合いがあるので、
「The books says…
=その本によると・・・」
や、
「His face says…
=彼の表情は・・・
と伝えている」
みたいに、
口から言葉を出す、
「言う」以外の
意味の広がりも受け持っています。
ネイティブの会話のなかでも、
【say】ってよく登場しますよ。
例えば、
「Say, Mike.
=ねえ、マイク」
みたいに呼びかけるときに使ったり、
「I’ll call you at, say,
around 10 pm.
=今日電話するよ、
そうだな、10時くらいに」
みたいな感じで、
挿入語として使われることもあります。
では次に、【tell】ですー。
★★★★★
【tell】は
「伝える」という意味。
何かの内容を
「伝達する」という
部分が重視されています
★★★★★
「Tell me, what did you do last night?
=昨日、何をしていたのか教えてちょうだい」
こんな風に使われる【tell】。
内容も大切ですけど、
「自分に情報を伝達してください」
という部分を強調したいときに、
【tell】を使います。
あとは、
「The book tells us…
=本は・・・と伝えている」
という風にも使えます。
先ほど【say】でも似たような文を
書きましたけど、
【say】が「内容」を重視する一方、
【tell】は「伝達」に力が置かれてます。
英語の映画を見ていると、
もしかすると、
「I’ll tell you what.
=いいか、こうしよう」
みたいな感じで言っている場面を
見たことがあるかもしれません。
例えば、
何かの作戦を練っているときに、
名案を思いついた人が言うセリフです。
これも、
「この後に言う内容を
皆に『伝達する』」
という意味合いがあるのですよー。
=====
いかがでしたか?
ニュアンスの違い、
伝わったでしょうか(#^^#)
=====
無料のメールレッスンに登録すると、
このようなコラムはもちろん、
ブログで公開していない
私のレッスンのメソッドの一部を使った学習方法や
動画付きのミニレッスンが
ほぼ毎日届きます。
登録はこちらをクリック
私の実際のレッスンにご興味のある方
「もっと伊藤しほこがどういう人なのか
知ってから検討したいな」という方のために、
skypeやライン、メッセンジャー通話で個別相談を行っています。
以下のリンクよりご連絡ください。
個別相談をする