【ワンダー 君は太陽】映画を英語に磨きをかける!ブラッシュアップ名言集

おはようございます、
「知ってる」英語を「使える」英語にするトレーニングで
英検3級レベルでもホントに聞ける・話せるようになる
オトナのオンライン英会話レッスン
伊藤しほこです。

 

Auggie can’t change the way he looks. 
Maybe we can change the way we see.

今日は映画の名言で
英語を学ぼうのコーナーです。

今日の映画は、

「ワンダー 君は太陽」。

=====

10歳の少年オギーは
遺伝子の疾患で、
普通とは違う顔で生まれてきた。

愛情いっぱいの両親と、姉。
27回の手術を経験してきたため、
学校には通わず、
母に勉強を教えてもらっていたが、
5年生になるタイミングで、
学校に通うことになった。

学校見学に行った、
夏休みのある日。

クラスメートになる
3人の少年少女と出会ったオギー。

彼の顔に対する街中の子供達の反応と同じ
好奇心や偽善的な態度をクラスメートから
見て取った彼は、
帰宅してから元気がない。

心配した両親は
「学校に無理に通わなくても・・・」
と言うが、

「大丈夫、僕は学校に行きたい」

と答える。

新学期、
彼の顔を隠すための
宇宙飛行士のヘルメットをかぶり、
オギーは校門をくぐるのだった・・・

=====

ベストセラー本を映画化したこの作品。
著者の体験をもとに描かれています。

街中で顔の変形した女の子を見た
自分の息子が泣いてしまったときに、
どうしたらいいかわからなかった著者。

「どういう風に接するのが
 一番良かったのだろうか?」

彼の自問自答が、
この物語を生み出したんだそうです。

=====

さて、
今回取り上げる名言は、
オギーの通う校長先生が、
オギーをいじめ続けていたクラスメートに
言った言葉。

Auggie can’t change the way he looks.
 Maybe we can change the way we see.

文章自体はcan「できる」の文なので、
読みやすいかな?

大事なのは、
1文目と2文目が呼応する形で
作られていることです。

最初の文は、

オギーは彼の見た目を変えることはできない。

looksは、
「見る」という動詞の3人称単数形ではなく、
the way he looksというフレーズで
「彼の見た目」という意味になってます。

2文目は、

たぶん、僕たちが物の見方を
変えるべきなんじゃないかな?

1文目はthe way he looks
2文目でthe way we see

と似たような語順、単語になってますね。

今度の意味は、

tha way we see

僕たちの物の見方

という風になってます。

見た目と見方。

lookとseeを使い分けることで、
こんな粋な表現になるのかー!

って映画で聞いててにんまり、
「やられたー」って感じでした。

=====

この映画ね、
ただ単に、

「自分と違った人に
 こう接しましょう」

的な教訓めいたお話じゃないです。

オギーに関わる人たち、

両親や姉、
友達や
その周りの人々

もとっても魅力的に描かれてます。

これもただ単に優しいとか、
愛情深いとかだけじゃなくて、
(そりゃ、
 映画なので、きれいに
 まとまってはいますけれど)

それぞれ悩み、
それぞれの立場で何ができるか、
もしくは何をするしかなかったのか・・・

とかを
登場人物の視点からも映し出していて、

この点でも

校長の言う、【物の見方】

っていろいろだよなぁ。

って考えさせられます。

私たちって、

自分が考えていることが普通。
それが正しい。

って考えちゃうとき、
ありますよね。

そして、
目の前に起こる事象の表面だけを見て、
その良しあしを判断したり、
相手がどんな人か決めてしまったりも
します。

でも世界中には
本当にいろんな背景で生まれ育った、
本当にいろいろな考えを持った人がいて、

ぱっとした一部の言動では
その人が何者なのかと把握することって
なかなかできることじゃないなぁと
思います。

これって、
障害を持っているとか、持っていないとか
映画で扱われているところもそうだし、
その人がどの国のルーツがあるのか?
という
グローバルな視点からも言えますね。

日本は単一国家と言われますけど、
昔から中国の人や韓国の人
(もちろんその他の国の人も!)
が暮らしていますし、

最近は都会だけじゃなく、
小さな町にも
グローバルな背景の人々が増えています。

ぱっとした見た目や
表面の言動でどう、っていうんじゃなく、

その人がどういう人なのか、
って、

例えばグローバルな多様性を
理解するんだったら、

「○○人だから」

って国レベルで十把一絡げに
するんじゃなく、

その人個人と
話したり、
自分も自分のことを話したり、
関わっていくことで
知っていく時代になっていると
思います。

そして、
そういう行動って、

障害やナショナリティーだけじゃなく、
性的志向とか、
政治的考え方とか、

いろーんな立場、
いろーんな物の見方を持った
人々との交流でも
大事になってくるんじゃないかなぁと
思います。

Photo by Marina Abrosimova on Unsplash
=====

映画自体は、
ほんわか、ユーモアもたっぷりに
仕上がってますので、

休日の昼下がりとかに家族で見ても
いいんじゃないかなーって思います(#^.^#)

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